すてきなあじさいアナベル 育て方

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まだまだ明るくさわやかな季節です。
バラが終わるころから愉しみになってくるのが、毎年美しく咲くアナベルです。

毎年花が終わり、木質化する夏の終わりには地面の際からカットしてしまいますが、
5月にはにょきにょきでてきて、小さな数センチの花芽がついて、どんどん大きく白くそだって、
最後は花の直径が20cm超えにもなるのです。
最後はドライになっていくまでその姿を一月以上じっくりと楽しめます。
長野の友人からわけてもらったこの株、ほんとうにありがたく思っています。
いままで順調に育っていますが、普通のあじさいとはちがう、アナベルのことを
すこし追加で勉強して、今年は株分けや挿し木も試してみたいと思っています。
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アナベル  アメリカノリノキ の栽培品種
アメリカノリノキ、アナベル Smooth hydrangea
(Hydrangea arborescens 'Anaabelle')アジサイ科・アジサイ属 アメリカ原産
花期6月~8月 白、淡ライムグリーン色 耐寒性、耐暑性/強い 樹高/0.8~1.5m

以下おぼえがき
育て方
生育旺盛な植物で樹高は1m程度、地際から枝が多数出てくる。
日当り良好な場所、水はけのよい肥沃な土壌を好む。
しかし日陰にも強く、幅広い条件で育ちやすい。
水やりは雨があれば十分、乾燥しすぎたら与える。
1月~2月に寒肥を与え、4月頃から芽が上がってきたら肥料をやめる。
アナベルの花芽は4月以降に作られる。
樹形を整えるための剪定は、花の直後に行い開花後の7月~8月にお礼肥として、
油かすや固形肥料を株元に置くか、土に混ぜ込む。
11~12月の落葉後、枝(木質化している)を地際から刈り取ること。
地際から2~3芽くらい残して、
しっかりした芽の上で剪定する。

株分け
秋に株を観察し、適当などこころで適宜スコップ等で切り堀りあげ、植え付ける
地下で繋がった根はカットして大丈夫。
地面からわずかに軸が出ている状態で冬越しさせる、
おおむね翌年から花が咲く。

挿し木
アナベルは挿し木でも簡単につく。
秋にしっかりした枝を選んで20cmくらいに切り分け、上下を間違えないように挿す
11~12月に刈り取った枝は、水揚げしてから挿し木します。
挿し穂は2節を使用し、下の節から発根させ上の節から発芽させます。
(節と節の中間は発根し難い)。
用土はとくにこだわりませんが、(赤玉小9:バーミキュライト1)などが良いでしょう。
100%発芽発根し2ヶ月ごには定植できます。太めの軸穂には初年度から花がつきます。




by noasgarden | 2017-06-09 15:47 |  庭の植物たち | Comments(0)

イラストレーターまゆみんのフード&ガーデン


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