姫リョウブ(コバノズイナ)

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コバノズイナ(小葉の髄菜)
ズイナ科(旧ユキノシタ科) 落葉低木
原産地:北米
別名はヒメリョウブ、アメリカズイナ

ズイナより花穂も葉も小型のコバノズイナは日本には明治時代に渡来。
庭木や盆栽として利用されています。低木で、紅葉も美しいそうです。
5~6月ごろ、ズイナ、リョウブに似た香りのある白い花を咲かせます。
コバノズイナは花もちがよいので、
花束やアレンジやレッスンなどに重宝するそうです。
花屋で「リョウブ」と呼ばれているのは「コバノズイナ」のことが多いそうです。
コバノズイナという名前は、日本に自生する同属のズイナ(Itea japonica)より葉が小さいことから付けられました。
漢字を当てると「小葉の髄菜」となります。

Itea virginica コバノズイナ(小葉の髄菜) アメリカズイナ
原産北アメリカ
樹高…1m~1.5m

耐寒性、耐暑性に優れており、丈夫な性質です。
樹形も自然にコンパクトにまとまり、育てやすい花木です。
株元から多数の芽を出して株立になりますが、離れた場所に芽を出すことは無いので扱い易いと思います。
剪定を行う場合も、徒長枝や絡み枝、ひこばえを取り除く程度にとどめておいた方が本来の美しい樹形が保てます。

地下茎で脇から芽がよく出て来ます。
不要な芽はその都度、取り除いて下さい。

適期は6月~7月中旬です。

枝の先端を10~15㎝程度に切り取り、挿し穂にします。
下葉を取り除いて水揚げをしたら、挿し木用土に挿して下さい。
発根するまでは明るい日陰で水を切らさないように管理します。
生命力旺盛な木なので、小さくても翌年には花を咲かせます。

植え替え植え付けは秋、早春
水やり

庭植えの場合は、夏場に乾燥が続くようなら水やりをして下さい。

耐寒耐暑性あり
鉢の場合は、用土が乾いたらたっぷりと。
夏場は特に水切れさせないように注意して下さい。
元肥として用土に腐葉土を混ぜ込んで下さい。
追肥は、2月の寒肥、
6月~7月頃に花後のお礼肥としてに緩効性化成肥料を施します。

by noasgarden | 2020-10-12 22:45 |  庭の植物たち | Comments(0)

イラストレーターまゆみんのフード&ガーデン


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